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押麦でダイエット 実際のカロリーと糖質量を管理栄養士が解説

押麦は、麦の粒をあっぺん加工した穀物で、主に「麦ごはん」として親しまれています。白米と比べると、カロリーや糖質が低いとされ、ダイエット中や糖質制限をしている人に注目されています。本記事では、管理栄養士の視点から押麦のカロリーや糖質量を詳しく解説し、ダイエットに取り入れるメリットや注意点についてまとめています。

目次

押麦のカロリーと栄養成分

押麦めしの栄養成分

押麦めしは、乾燥押麦約35g相当を調理して作られており、100gあたりの栄養成分は以下のとおりです。

成分 押麦めし (100gあたり)
エネルギー 118kcal
タンパク質 2.2g
脂質 0.5g
炭水化物 28.5g
食物繊維 4.2g

1杯のお茶碗(約150g)で計算すると、エネルギーは約177kcalになります。白米ごはんと比較すると、100gあたりの白米は156kcalとやや高めです。

白米ごはんとの比較

以下の表は、押麦めしと白米ごはんの栄養成分を比較したものです。

成分 押麦めし (100gあたり) 白米ごはん (100gあたり)
エネルギー 118kcal 156kcal
タンパク質 2.2g 2.5g
脂質 0.5g 0.3g
炭水化物 28.5g 37.1g
食物繊維 4.2g 1.5g

表から分かるように、押麦めしは白米に比べてエネルギーや炭水化物量が低く、豊富な食物繊維を含んでいます。タンパク質や脂質に大きな差はありませんが、ダイエット中の糖質やカロリーコントロールを意識する方にとって、押麦は魅力的な選択肢と言えるでしょう。

押麦(乾燥)の栄養成分

乾燥状態の押麦は、以下の栄養成分を持っています。(100gあたり)

成分 押麦(乾燥)
エネルギー 329kcal
タンパク質 6.7g
脂質 1.5g
炭水化物 78.3g
食物繊維 12.2g

加熱調理することで、押麦めしとしての栄養バランスが整えられ、白米よりも低カロリー・低糖質な選択として提供されます。

押麦の糖質量の特徴

糖質の計算方法

糖質は一般に「炭水化物 - 食物繊維」で計算されます。押麦の場合、この計算式を用いると、100gあたりの糖質量は次のようになります。

・押麦めし:28.5g(炭水化物) - 4.2g(食物繊維) = 24.3g
・お茶碗1杯(約150g)では、糖質量は約36.6g

一方、白米ごはんの場合は、食品成分表によれば100gあたりの糖質量が高めとなっており、糖質制限を意識する場合には、押麦の方が有利です。

他の穀類との糖質比較

押麦(乾燥)の場合、100gあたりの炭水化物は78.3g、食物繊維は12.2gとなり、糖質量は66.1gです。以下の表は、他の主要な穀類と押麦の糖質量を比較したものです。

穀類 糖質量 (100gあたり)
押麦(乾燥) 66.1g
米粒麦 67.5g
小麦粉(薄力粉) 73.3g
玄米 71.3g
精白米 77.1g

穀類全体で見ると、押麦は糖質量が比較的少なく、食物繊維が豊富である点が際立っています。

押麦でダイエットをするメリットと注意点

押麦を取り入れるメリット

・低カロリー・低糖質:白米に比べると、1食あたりのエネルギーや糖質量が抑えられているため、カロリー制限・糖質制限をしている方におすすめです。
・豊富な食物繊維:押麦は食物繊維が多く含まれるため、腹持ちがよく、満腹感が得られやすいです。また、腸内環境を整える効果も期待できます。
・栄養バランス:タンパク質や脂質はそれほど変わらず、ビタミンB1などの栄養素も含まれ、エネルギー補給としても十分。

注意点およびデメリット

・カロリー・糖質がゼロではない:押麦は白米より低いとはいえ、穀物全体としてはエネルギー源であり、摂取量が多すぎるとカロリーオーバーにつながる可能性があります。
・調理法による差:押麦めしの場合、白米とのブレンドや調理方法によって栄養成分が変動するため、正確な管理が必要です。
・摂取バランス:ダイエット中でも、他の栄養素(たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラル)とのバランスを考えた食事を心がける必要があります。

押麦を取り入れたおすすめの食べ方

基本の麦ごはんとして

押麦は、そのままごはんに混ぜて炊く「麦ごはん」として楽しむのが一般的です。
・白米に押麦を加える比率は、約1:2~1:3がおすすめ。
・よく噛んで食べることで、満腹感が増し、食べ過ぎ防止にもつながります。

おにぎりや雑炊への応用

・おにぎり:押麦と白米を混ぜて握ることで、低糖質ながら食物繊維豊富なおにぎりが完成します。
・雑炊:体調管理中や夜食に、押麦を使った雑炊もおすすめです。押麦の食感と風味がアクセントになり、ヘルシーな一品となります。

その他のアイデア

・サラダボウルのトッピング:炊いた押麦をサラダに加えることで、食感や栄養バランスが向上します。
・スープやリゾット:煮込み料理に混ぜ込むと、グレインの旨みがスープ全体に広がり、満足感がアップします。

まとめ

押麦は、白米よりもカロリーと糖質が抑えられており、豊富な食物繊維を含む点で、ダイエットや糖質制限の食事に適した穀物です。
・押麦めし100gあたりのエネルギーは118kcal、糖質は24.3gと、白米と比べると低カロリー・低糖質です。
・乾燥押麦も、100gあたり329kcalと穀類全体の中では比較的低めのカロリーに設定されています。
・ダイエット中に押麦を取り入れることで、腹持ちがよくなるとともに、摂取する糖質やカロリー量をコントロールしやすくなります。

ただし、押麦もエネルギー源であるため、適量を守った上で他の栄養素とバランスよく摂取することが大切です。これにより、健康的なダイエットが実現できるでしょう。押麦を上手に取り入れて、食事の満足感と健康維持を両立させましょう。

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